【摂食障害者に刺さる映画】「こんな夜更けにバナナかよ」レビュー

こんにちは、Aimです!

皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は今年一番の寒さかもしれないそうです。たしかに寒い、凍えそうです。
さて今回は、最近みた映画「こんな夜更けにバナナかよ」の感想について書こうと思います。
ふざけた映画だと思って気軽に見るつもりが、自分と重なる部分が多くて超感動してしまいました。
是非見ていただきたいのです。
きっと闘病中の皆様にとっても、心に残る映画になると思います。

内容はこんな感じ。公式ページから引用しています。
https://www.cinematoday.jp/index.html

解説

『探偵はBARにいる』シリーズなどの大泉洋を主演に迎え、渡辺一史の著書「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」を映画化したドラマ。幼いころから難病で車椅子生活だった主人公の涙と笑いの日々を映し出す。医大生をドラマ「僕のいた時間」などの三浦春馬が演じ、ヒロインをドラマ「過保護のカホコ」などの高畑充希が好演。『猿ロック』シリーズなどの前田哲が監督を務め、ドラマ「ウォーターボーイズ」シリーズや『映画 ビリギャル』などの橋本裕志が脚本を担当している。

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あらすじ

北海道で医大に通う田中(三浦春馬)は、ボランティア活動を通じて体が不自由な鹿野(大泉洋)と出会う。鹿野は病院を出てボランティアを募り、両親の助けも借りて一風変わった自立生活をスタートさせる。ある日、新人ボランティアの美咲(高畑充希)に恋をした鹿野は、ラブレターの代筆を田中に頼む。ところが美咲は田中の恋人だった。

感想と考えさせられた事

タイトルもジャケット画像もかなりふざけた感じですよね。
レビューが高い映画としてチェック済みでしたので、バラエティ的な意味で期待はしていたのです。
でも、まさかこの映画を見て泣いてしまうとは思ってもいなかったです。
(しかも大泉洋さん主演だし(笑))

障害を抱え1人ではなにも生活ができない主人公の日常を繊細に映し出しています。
一見乱暴な性格に見える主人公ですが、実はとても人間味あふれていて、、、
「強がってこういう行動にしてしまうんだよね」とか「ああ、その行動は不器用すぎるよ」とか、
共感しながらみてしまいました。

特に、ボランティアに介助を頼む際、気を使って頼みずらさを感じているいるのが分かるシーンがあって、
あああ辛い、わかります、となりました。。
一人でできないことは助けてもらう勇気を持とう。人間は頼り合っていきていくもの、それが普通。
現在も続く闘病生活に勇気を与えてくれました。「みんな頑張っている、頑張ろう!」と。

そしてなにより「周りへの感謝を忘れてはいけない」「相手の優しさを当たり前と思ってはいけない」
と再認識させてもらいました。
私は周りに支えられていてとても幸せ者だと改めて感じることができました。家族や友人、本当にありがとう。

あと、主人公を支えるボランティアの方に感心しました。心から尊敬します。
このお話は実話ということで、そのような心優しい方がたくさんいらっしゃることに正直驚きました。
人のために全力になれる、自分の価値を見出せる、そんな素敵な人に私もなりたいです。
自分が闘病者だって、人のためにできることがたくさんあると思います。
(実際映画の中でも、主人公は講演会で同じ境遇の人を勇気付けていました。)

できることは進んでやろう、全力で。自分のためにも、人のためにも。
とてもポジティブな気分になれる、素敵な映画でした。
よし、今日もいっぱい食べていっぱい笑って、素敵な一日になりますように!!

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