【摂食障害で命を落としかけた経験】摂食障害と診断された日の体験録

こんにちは、Aimです!
今回は摂食障害と診断された日のことについて書いてみようと思います。

摂食障害じゃないもん

私は一人暮らしを始めたタイミングで摂食障害となりました。
よって親は私が食べなくなっていることをまるで知りませんでした
痩せていることを心配させたくなかったため、
親と会うときはできるだけ体型が隠れるような服装をきていました
それでも「痩せたね」と言われるので、親の前では食べるようにしていました。
(闘病中から、たまにおいしいものを食べることは好きでした)
(そして吐いたりとかもしていません)
(なので、食べる恐怖を感じつつ、自分が摂食障害ではないと信じていました)

そんな中、ある日突然身体がとんでもなくむくんで、息も苦しくなり、
どうしようもなかったので、実家に帰り行きつけの病院に連れて行ってもらいました。

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病院に運べれても意地を張ってしまう自分。。。

そしたら大変!緊急の個室に連れていかれて、
「すぐに寝てください」「あまり動かないでください」「酸素マスクしますか?」
小さな病院で、お医者様も看護師さんも慌てまくり。
そしてお医者様が親に一言。
「お母さん、なんでこんなに苦しんでいるのに気づいてあげなかったの?このままじゃ死んじゃうよ」

お母さん、ごめんなさい。涙がでました。本当に。
それでも当時の私は「ちゃんと食べてます、なぜか痩せるのです」の一点張りでした。
本当になさけない。なにを考えていたのでしょう。

お医者様は私の言葉を信じました。(信じた素振りをしてくれたのかもしれませんが…)
血圧やむくみの具合から「甲状腺異常」という診断をだしてくださりました。
重い病名であると認識しつつ、心のどこかで安心している自分がいました。
そして甲状腺専門の病院に推薦状を書いて下さり、当日中に行くように言われました。
父親が車を出して2.5時間かけて病院に向かい、2時間以上待ちました。
細かい検査を沢山しました。昼すぎには到着したのに、診察終了は夜でした。

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下された判断

そしてこちらの病院での診断結果は、、、
「あなた食べてないでしょ。摂食障害ね。甲状腺に異常は全くありません」
お医者様にとてもイライラしました。なんで、そんなわけないでしょ、なにもわかってないくせに。。
当時の私は認めたくなかったです。でもこれが現実でした。
帰りの車で私は両親に、食べるのが怖くなっているかもしれない、と改めて告白しました。
そしたら母親が一言「そうだろうな、とは思っていたよ。伝えてくれてありがとう。」
分かっていたのにこうやって甲状腺の病院まで連れてきてくれたし、最後まで信じてくれたですね。
本当に親って偉大だなって思いました。
色々な感情が混ざりあって、自分でもよくわからなったですが、涙が止まりませんでした。

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あの日を振り返って思うこと

今思い返しても胸が痛みます。そして本当になさけない。
でもあの1日があったから、治したい・治さないといけない、と思えるようになりました。
診断名を出されるって大事なことなのかもしれません。
「このままじゃだめなのは分かっているけど、自分は摂食障害じゃないだろう」
そう思っている方、私以外にもたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
勇気を出して病院にいってみるのもいいかもしれません。意識が変わるかもしれません。

最後に

私はあの一日を絶対に忘れてはいけないと思っています。
だからこそ、こうやって文章にしてみました。
日々支えてくれている人に感謝しつつ、完治に向けてこれからも前向きに頑張っていきたいと思います。
食べることに抵抗がある方、一緒に頑張りましょう!!!!