【摂食障害者が共有したい悩み】摂食障害闘病中に言われて辛かったこと5選

こんにちは、Aimです!
今回は「闘病中に言われて辛かったこと」について書こうと思います。
治療中の方だけでなく支えている方にも、役に立つ内容になればいいなと思います♪

【1】「あなたのためを思って色々やってあげているんだよ」

そうですよね。わかってます。私のため思って様々な工夫をしてくださってますよね。
でも、正直闘病中は「ほっといてくれるのが一番なんだけど」と思っていました。
見守られているのも監視されているように感じてしまったり。。
ほっといてくれない⇒食べさせられる⇒太るの流れを想像してしまっていたのだと思います。
「あなたのために頑張っているのに!!!」、看病されてる方は当然思いますよね。
ただ、ぐっとその言葉を飲み込んでください。嫌な気持ちは十分わかります。
でもきっと患者の方は分かっています。

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【2】「これなら食べられるでしょ?」

私の場合、母親はヘルシーで栄養があるものを作ってくれることがよくありました。
いきなり油ものとかは胃もたれもするだろうし、気持ち的にも乗らないだろうと、、、
今振り返ると、本当にいろいろ考えてくれていたことを実感します。
そんな母から言われました。
母は優しさから「これなら食べられるでしょ?」と言ってくれたのだと思います。
でもそのときは
「いやいやいやいや、なにその言い方、、、、」
「普通にカロリー高いし」
「さっき頑張って食べたじゃん、これならってなに」と思ったのを覚えています。
双方の『ヘルシー』に関する感覚の違いだったり、
『頑張って食べたこと』を認めてくれていないと感じてしまったり、
そういうことが起因しているのだと思います。

【3】「もっと太ったほうがかわいいよ」

モチベーションを高めるために言ってくれているのだと思います。
看病してくれている人だけでなく、初対面の相手とかにもよく言われていました。
でもこれはかなり凹むんです。頭では分かっているから。
なんならあるタイミングでは「自分痩せすぎ、、みすぼらしいなあ」と思っているんです。
でも食べて太ることが怖いんです。いっきに体重が増えて、太ったって思われるのが怖いのです。
普通を通り越してデブになるのではないかと不安なのです。

【4】「ちゃんと体重増えてるの?」

摂食障害という診断をされて、「治してやる!」と意気込んだ2か月後くらいに言われました。
おそらくあまり見た目がかわっていなかったために心配してくれた言葉なのでしょう。
でも「頑張ってるのに認められてない」と感じてしまいました。
私の場合体重計に乗っていなかったため、本当に太っていたかはわかりません。
(体重計にのって一喜一憂してしまっていたのでやめました)
でも「自分なりに」頑張っていたのはたしかだったんです。
色々記録をつけるようにしたり、決まりごとをつくったり、もちろんそれまで避けてきたものを食べたり、、
なので「増えているに決まっている」と思いこんでいました。
そして「なんで他人にそんなこと言われないといけないの」と思ったのを覚えています。

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【5】「最近ちょっと体重戻ったね!」

これ、【4】と真逆ですよね。これまた良かれと思って言ってくれるんですよね。
実はこれも嫌でした。自分でもこの感情を完全に理解する(言葉にする)ことができません。
でも太ってしまう恐怖を呼び戻されてしまった気になっていました。そして焦りもありました。
実際に次の食事をセーブしなきゃ、と思ったのを覚えています。
(表面上では「ありがとう、うれしい」と言いながら…)
もちろんほぼ完治した現在は、この言葉は最高の褒め言葉です。言われてうれしいです。
でもどう感じるか、そのタイミングは患者本人の心しかわかりません。
とりあえずこの発言は避けておいた方が無難かもしれません。

相手も悪気がないことはよくわかっています。
なんなら、良かれと思って伝えてくれたこともわかります。
でも素直に感謝できなかったり、そんなこと言わないでって思っちゃったり、
そしてそんなことを考えてしまう自分が本当に嫌になったり…

治療中は本当にメンタルコントロールが難しかったです。
摂食障害の患者さんだけでなく、看病されてる方も本当に大変かともいます。

お互いに「なんでそんなこと言われないといけないの!?」「なんでわかってくれないの!?」と思うときがあるのではないでしょうか。
そんなとき、この記事が少しでも参考になればうれしいです。

皆さん、頑張りましょう!!!